本屋大賞はとってない

本屋大賞はとっていません

電車の中で書く超絶的に前衛的かつ男尊女卑な詩

凱旋する車は直とする力の柔和に。
裁断二、された蛾の分輝両眼下す
れ文字。外気温の詐称る延伸の赤にそ

これは「なんちゃって前衛詩」をメチャクチャに切り貼りして作りました。
復元は不可能です。

でも、そんなことはどうでもいいんです。

実は、隣に座っている妙齢の令嬢が、この詩を盗み見て、僕の横顔を覗き込んでは、切なげにため息をついているのです。

惚れたんでしょう。

いま、僕が「惚れたんでしょう」って書いたら、彼女はそれを読んだみたいで、顔をポッと赤らめました。

可愛いやつです。

あれ、もっと、赤らめているぞ。

人のスマホを覗き込んじゃいけないよ。

あらら、恥ずかしさのあまり席を立ちそうになってます。

いいから、いいから、怒ってないよ。
ちょっと遊んでいこうか?
1万円くらいある?

女は俺の肩に身を寄せてきました。

もっよ。おんないななはそれをよんています。
人のでと、赤らめスマホを覗き込んか、真だみたいっ赤にじゃいけって席を立ちそうになってます。

終わり