本屋大賞はとってない

本屋大賞はとっていません

平成万葉集から三首

お題「好きな短歌」

はなぞかし もぐりもぐりと なはらずも

むめさぐりけん きみのよこつけ

現代語訳

満開の桜の中を漂うように、枕に触れる君の頬から夢を探りあてたいものだ

あさたても そはそにもゆく きしのてつ

えもゆきたてし めもせたきひも

現代語訳

寝不足ではあるが線路の横をいそいそと歩くのはひとえに君と会いたいがためだ

れつみだん そよかしたれば ひんのいし

にしにわければ はねくらたねる

現代語訳

エスカレーターで横入りしてきた男が爽やかで美しい外見だったので、自分の気持ちが右へ左へ大きく揺れるのだった