本屋大賞はとってない

本屋大賞はとっていません

お題は「大戦争」

本ブログもそろそろマンネリ化してきました。

 

特に「お題スロットに挑戦シリーズ」は、書いている側としては楽しいのですが、スケールが小さくなりがちなことは否めません。

 

男ならデカイことにチャレンジしようぜ。

 

ということで、今回のお題は「大戦争」です。

 

第三次世界大戦です。

 

戦艦「日本海」。艦長は僕です。

 

「司令官!敵が南下中です」

 

「シナリオどおりだ。さあ来い。もっとおびき寄せろ」

 

「しかし燃料が尽きました」

 

「なにぃ」

 

「燃料が尽きたのであります」

 

「岩槻泰三(僕の名前です)、もはやここまでか」

 

「僭越ながら申し上げます。ガーデニングをやっている連中から草とか花を没収して燃やせば、当座はしのげるのではないでしょうか」

 

「実をいうと俺もやっているんだよ」

 

「なにをやってるのです」

 

「庭に芝」

 

「じゃあ、芝刈ってください!」

 

「柴犬も飼っているんだよ」

 

「司令官はお国のことよりもお庭のほうが大事なのでありますか?」

 

「お題は『あなたにとって一番大事なもの』ということか?」

 

「そんなこと言っていません」

 

「そうだな、一番大事なのはクリムトのスケッチ画だな」

 

「そうではなくて、芝を刈ってくださいといっているのです」

 

「わかった。お題は『芝を刈らない理由』だな」

 

「司令官…」

 

「芝を刈らない理由は大事だからだ」

 

「敵はそろそろ上陸します。よろしいのですね」

 

「『私が一番好きな草』。それは芝だ」

 

「敵は小樽に上陸しました。本部に報告してまいります」

 

「待て。最後に言いたいことがある」

 

「なんでありましょうか、司令官」

 

「お題が『もし中学生に戻れるなら』だとすれば」

 

「だとすれば?」

 

「庭に杉を植えていた。今ごろ巨木になっているだろう」

 

終わり