本屋大賞はとってない

本屋大賞はとっていません

視力検査で好成績をあげる方法

僕の視力はここ10年程、0.8前後を推移していました。

免許を更新するためのギリギリラインです。

そこで先日、生まれて初めてメガネを買ってみました。

安物ですがびっくりしました。

信じられないほどよく見えるのです。

高層ビルの明かりなど、あたかもクリスマスツリーの如し。

第一、ものの輪郭がはっきり見える。

ビルってまっすぐに立っていたんだなあと認識を新たにしました。

というわけで、矢でも鉄砲でも持って来い的に免許更新センターに行ってきたのですが、裸眼でも全然オーケーですと言われて拍子抜けしてしまいました。

しかもその挙句、先日の健康診断で、両目とも裸眼で1.2を記録してしまったのです。

その時、僕ははたと気づきました。

自分がいかに愚かしかったかということを。

言い換えれば、賢い視力検査の受け方を会得したのです。

簡単に説明しましょう。

まず部屋に入ったら「はっきり見えない場合、なんとなく右かなと答えた方がいいんですか?それとも見えませんと答えた方がよいのですか?」と聞いてください。

すると「いえいえ、なんとなくでも結構ですよ」という答えが返ってくると思います。

この時点で僕は圧倒的に有利な立場になります。

なんとなくでいいのです。

視力ったらしのジゴロです。

そうして、検査が始まり、CとかUとかが出てきて、右だ左だと答えるわけですが、最初が肝心です。

最初に動揺をみせると、次はバカでかいCとかUを見せられて、もちろん即答できるわけですが、たとえ即答できても、もはや小学生が幼稚園のドリルをできて褒められるような「終わってる感じ」になっているわけです。

だから最初は、イマイチ見えていなくても「Cです」と普通に答えましょう。

そうしてここで決め手となるのが「いえいえ、なんとなくでも結構ですよ」なんです。

検査する側はあの時から僕を「応援する感じ」になっているわけですから、普通の人よりも数多くのチャンスをくれるはずです。

僕に対する問題は一種の目配せ的な問題になっているのです。

「Cの次はUですよ」と言っているようなものなのです。

わかりますよね。Cの次はUが自然なんです。逆Cとか逆Uは一捻り入っていて、嫌いなタイプの被験者にしか出しません。

特に逆Cは難しい。

だから僕はCUCUと繰り返しました。

おそらくこれが功を奏して、僕は1.2をゲットしたのだと思います。

でも、いまこれを書きながら気付いたのですが、今回は別として、いつもCUCUというのは話がうますぎる。

というわけで、僕は次の検査では、CUCUではなくてCUCU逆UCUCUみたいな変則拍子を用いて「当たりをつけながら」視力検査に向き合ってみたいと思います。

CUCU逆UCUCUとは視力検査におけるDNAである。

僕の言いたいこと伝わったかな?

とはいえ、視力検査をくぐり抜けて交通事故を起こすのは許されませんからね。

免許更新の際だけは無心で検査を受けましょう。