本屋大賞はとってない

本屋大賞はとっていません

現代詩 賞金1000万円

燦〜Mの残像へ

音が戒律として落ちる

取り出された遠近法

お前の足跡だけに太陽があたり

それでも街は形態として夜を貫く

抽出されたお前の白夜に住まう俺は

蝶を払いのけて木目を数え、知る

赤子がまだ無知ではないことを

そっと慈しんで崖におかれた殻から