本屋大賞はとってない

本屋大賞はとっていません

雪子の問題

今週のお題「雪」

彼女の氏名は春田雪子。

「氏名」と強調したのは、氏と名が完全に分離しているから。

交際し始めた時、僕は彼女を春田さんと呼んだ。あの頃は人生の春だった。

深い仲になってから、僕は彼女を雪子と呼び捨てするようになった。その頃から、2人の間には冷たい隙間風が吹くようになってきた。ほとんど北極。

ちなみに、彼女はバツイチで、旧姓は「白石」だったらしい。

白石雪子から春田雪子に。

「春田さん」から「雪子」に。

彼女の今後が心配だ、なんて今ふと思ったが、やはり別れたい。

終わり

トリビア・オブ・バレンタインデー

今週のお題「わたしとバレンタインデー」

 

●バレンタインデーの発祥はモンゴルだった

●18世紀、スペイン国王は国中のチョコレートを集めて鍋で溶かし、海に捨てた。その結果、地中海のタコが激増した。

●エリザベス二世はウイスキー入りのチョコレートを食べすぎてアル中になった結果、フランスに宣戦布告した。

●中国の暦ではバレンタインデーは1月23日である(いわゆる旧バレンタインデー)

●イルカはバレンタインデーのことを理解しているらしい。

終わり

節分の由来

今週のお題「わたしの節分」

節分は節が分かれる日。

分節。

分節の日。

私は節分の日を分節の日と呼ぶだろう。

中途半端に妥協しないから。

中途半端に前例踏襲しないから。

晩節の日。

単なる打ち間違い。

節分を汚す。

節分を汚すってなんだ。

文節を汚す?

なに言ってんの?

豆食ってんの。

福の神 俺の胃の中 入ったよ

終わり

百人一首その七

天の原ふりさけ見れば春日なる
三笠の山に出でし月かも 

安倍仲麿

 

現代語訳(最新版)

ものすごいスピードで振り返って、天の河の下に広がる野原を見ると、あまりのスピードに地面が裂けてしまって、その間から、昼間は春だった三笠の山の上に、もう夜になったから出ている月が見えるかも

百人一首その六

鵲の渡せる橋に置く霜の
白きを見れば夜ぞ更けにける 

中納言家持

 

「鵲」ってなんだよー。

「鵲」さえわかれば、パズルは、パズルは、、あれ、こういう時、なんていうんだっけ?

パズルが組み合わさる?組み合わせる?

木製のパズル?紙製でも組み合わさる?

と、軽くパニックに陥りつつ「鵲」なんですが、直感では朱鷺です。

どちらにせよ、あまり深みのある歌には思えないのですが如何。

百人一首その五

奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき

猿丸大夫

 

ダサすぎ。

なにが?

猿丸。よくそんな名前に甘んじてたな。

そうかなあ。他にも結構、ダサい奴いるよ。蝉丸っていなかったっけ?きっと芸名だよ。

芸名にしてもダサすぎ。

 

なんて言いつつ、僕はこの歌、好き。

理由1

意味がわかりやすい。

理由2

「鹿」がなんともいい。

理由3

「奥山に 紅葉踏み分け 鳴く鹿の 声聞く時」以外は悲しくなさそう。

百人一首その四

田子の浦にうち出でて見れば白妙の
富士の高嶺に雪は降りつつ 

山辺赤人

 

この歌の残念なところは「白妙の」です。

これさえなければ、「田子の浦に(なにかをしに)行ってみたら、(そこから見える)富士山の高いところに雪が降っていた」で、あっさり片付きます。

「白妙の」ははっきり言って邪魔です。

白が雪に掛かっているのはわかります。どうせ大した意味はないのでしょう。

でも「妙」は、やっぱり気になる。この存在感、無視できません。

なのでこうしてみました。

田子の浦に(なんかをしに)行ってみたら、(そこから見える)富士山の高いところに妙に白い雪が降っていた」

さすが山辺です。